カメラウーマンのためのメイクレッスン
その前に、ワークショップじたくをもう少し。
ずっと気になっていたのが、「3分で落ちている」と言われる我が”ナチュラル”メイク。撮影仕事の時は、ファインダーを覗く時にアイメイクが目に入って一度ひどい結膜炎になったことがあってからというもの、ここ10年くらい存在さえ忘れていた。その他の全ては風とカメラに持っていかれてしまう。そこでもうちょっと何とかならぬものかと相談したのが、お友達のシャネルのアヤちゃん。長年デパートでシャネルのお化粧品にまつわるお仕事をしていた彼女。今はバリバリのお母さんとして、2歳のワンパクガールを育てながらも、すっきり美しいお顔をキープ。いつも羨望の眼差しで見ているのだった。
そして満を持して、シャネルのアヤちゃん、我が家へメイクレッスンに来てくれた。こどもたちはそれぞれの夫が外で担当。アヤちゃんとふたり、静かな朝の光を浴びながらの贅沢な展開に胸高鳴った。プロの道具がひらひらと舞い踊る。ひとつひとつ乗るごとに、何やら不思議な自信が湧いてきた。これがメイクの威力というものか。これはヤバい。33歳を目前に、あたふたした。シャネルのアヤちゃんもひさしぶりのメイクレッスンが楽しそう。それがまた嬉しいわたし。あっという間に仕上げてくれて、ソファで記録写真を撮って、アヤちゃんは颯爽と自転車で帰っていった。とてもかっこいい1時間半の出来事だった。
その日のメイクは、一日落ちなかった。
このまま松山に行きたいくらい、落ちなかった。
それから毎日不器用にもシャネルのアヤちゃん目指してトライ中。
「カメラウーマンのためのメイクレッスン」、いつか第2回をお願いしたい。
■Days and Colors(高機能コンパクトカメラKLASSEのワークショップ。当blogのgoodbye写真はほぼKLASSEで撮っている。募集は締め切り。感謝感激緊張。)