涙ほろほろクリスマス

みしんの子さんから今年最後のプレゼントに、「苔台座付きキノコ」と「しいたけネックレス」を頂いた。ふたつとも今にもお話を始めそうな、そんなあたたかい作品。ほんとは25日のクリスマスをみんなでお祝いしようと計画していたのに、息子再び高熱を出しキャンセル。がっくり、撃沈。それでもどうしても会いたくて、息子が寝た隙に夫に託して2時間だけ家まで押しかけた。扉を開けば、チキンの焼けるいい匂い。旦那さんはカプチーノを1杯入れてくれて、すっかりクリスマスのフレーバーに染み入った。もう1つの仲良しご近所一家さんも一緒になって、そこの旦那さんのお洒落面白トークに笑い転げて、そのまま一人寒空の下をあたたかい気持ちで帰った。

我が家のディナーはスーパーのお惣菜になってしまったけれど、いいのいいの。プレゼントはたった一冊『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン作/絵)だけだけど、いいのいいの。熱出てても、今年はみんなで居れる。わたしも息子の看病ができる。それだけで、いいのいいの。帰って開けたみしんの子さんの手紙から、それをそっと気づかせてもらった。ほろりほろりと涙が落ちたのだった。

みんなの優しさに囲まれて、元気になってきた。
この家と、この街と、たくさんの優しい人々と、出会えてよかった。

今日も朝から中之島を渡って、病院2つの3時間抱っこ。いいのいいの。
しんどくなったら降りてもらうよ。と言っているから、いいのいいの。

みしんの子(ますますあったかい作品が増殖中)

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