こんちはよろしく2012

咳なし、熱なし、体調よし。2012年出だしよし。
みなはどんな年末年始をお過ごしだったのだろうか。
昨日はみしんの子一家と一日中一緒に過ごした。みしんの子さんお手製の御馳走を腹いっぱい胸いっぱいにほおばり、テンション上がってなぜか逆立ちが飛び出したり、ヨガのポーズが飛び出したり、幸先よろしい温風が吹いていた。ありがたし。

少し戻って、我らの年末はと言うと積極的にバラバラデイズ。夫は一人、我が家のごちゃごちゃ部屋(いるのかいらないのか分からないレコードと本だらけの部屋)の掃除を担当。わたしはアレルギーが出るので、子とサンダーバードに乗って一目散に京都の実家へ。みなに囲まれぬくぬくと過ごした。

そして元旦。毎年恒例の姉妹での映画鑑賞へ。息子は実家の両親に預け、妹とともに新京極のMOVIX京都へ向かい、現地で夫とも合流。今年は『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』。ミッションに立ち向かうまでの準備シーンにシビれた。全然かっこよくないのだもの。誰がやるか揉めてるし、いろいろ引きずってるし。ついでに現場でもけっこう鈍臭い。それでいて、次から次へと出てくるスパイアイテムがかっこいい。iPhoneもiPadも違和感なく活躍している姿には、さすがに感動した。iPhoneをはじめて欲しいと思った。時々こうして、大きな映像を浴びるとやる気が出てくる。

それからは、夫の実家のある奈良へ。大おばあちゃん(92歳/夫の母の母)の別荘で贅沢三昧のおもてなしを受けたり、子のリクエストに答えてお嬢様方にバイオリンとピアノで『キラキラ星』を演奏してもらったり、夢みたいな世界が続いた。夫も、少なからずこういう雰囲気を一部浴びながら育ってきたのかと思うと、色々納得できる部分が浮かび上がってくる。一夜明け、今度は平城宮跡へ。開放感溢れる大地に開放感溢れる耳で、息子も走り出すかと思いきや、ほとんど降りず。あの歓喜に沸いた年末は何だったんだと思うくらいの抱っこ。クールダウンどころじゃないくらい、突風吹く寒さに震えながら、15kgをひたすら抱っこと肩車(夫が)。想像してみてほしい。スーパーで売ってる5kgの米を3つだよ。正月の寒い朝の平城宮跡になど、辺り誰もおらず、我ら修行僧のごとき立ち姿で、行き交う近鉄特急を間近で眺め、行き交う乗客達にギョっとされていた。そして夫と、こう言い合った。「降りてくれも歩いてくれも、言わぬでおこうぞ。抱っこしてほしいと言うのなら、してやろうぞ。その日まで。」

と、言った矢先に何て事ないコンクリートのスロープで、急に降りて走り出した。2年と6ケ月が経てど、今だつかめぬ子の心。2012年のはじまりはじまり。

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