海の家へ

マンゴー騒動をそれなりにスッキリさせて帰ってきたら、海生活を満喫させたみしんの子さん一家も帰って来ていた。

ご機嫌な一家の住まいは、海の家そのもの。海の空気そのままに、はち切れんばかりのトロピカルフルーツを山盛り持って帰ってきてくれた。

ご近所のnecooちゃん親子とシャネルのあやちゃん親子と一緒に、海の家にお呼ばれ(写真左からレンちゃん(6)、コギクちゃん(3)、モっちゃん(3)、ルノちゃん(3)、フレームアウトしてこちら側に息子(3))。子どもたちの中にはここをまさに海だと感じてか、すっ裸で登場してくる場面も。母たちは妖精でも見るかのように、その登場っぷりにギョっとしながら腹をかかえて笑い転げていた。その傍らで我が子は、素麺とフルーツ片手に初めて見る妖精たちにまたもや固まりきっていた。

海の家からの帰り際。みしんの子さんはわたしに美しいマンゴーをひとつ、新聞紙に包んで持たせてくれた。

次の朝、切ったマンゴーを持って「一緒に食べよう。」と夫を誘った。すると、「ありがとう。二人で食べて。」と遠慮と反省の塊となっていた。「いいよ。食べよ。」と言うもその意思固く、わたしは「そうか。ありがとう。」と言ってそのまま幸せな海辺の気持ちへと入っていった。

我が家、これにて騒動終了。

マンゴーを食べ終わった子をふと見ると、何やらごそごそと服やパンツを脱ぎ出して、海の妖精と化していた。

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