AUTTAAのタップシューズ

東京で革小物の制作を続けておられるAUTTAA(アウッタ)のおふたりが大阪に。

「甘くない手づくり品」というイカしたコンセプトに2010年から惹き付けられ、ついに念願の靴をオーダーさせてもらった。AUTTAAの定番シューズから新作までどれも見応えたっぷりの中、選んだのは「KUDO(クーズー)」という野生動物の革を使ったタップシューズ。野生というだけあって、傷や風合いもまちまち。その荒々しい強さに少し怖さを感じつつも、AUTTAAさんの絶妙なデザインセンスで、なんともいえない安定と繊細を得る不思議な靴。サイズ38のベージュ。仕上がりはこの秋、11月。嬉しい。

今回の大阪での展示は阿倍野の「dora(ドラ)」さんという、レトロなビルをリフォームされたショップ・ギャラリー・工房。下町の中にある異空間。AUTTAAの世界観がうまくいかされたかっこいい受注展示会だった。靴だけでなく、革バックやデジカメケース、人気のエンベロープケース(靴と合わせて、イエローのケースをひとつ持つことに)なども。大阪での展示は本日8月10日(金)まで。ひきつづき東京と北海道へと巡られる。

今年の秋冬はこの靴を履いて、荒々しく走り去ってみたい。誰かの前を。

※写真は許可を得て撮影させて頂きました。

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