DIYのおうちから
今週は毎日『にっしー第3号』(大阪市西区)の取材に走っています。
そんな中の数時間、嬉しいお客様が仕事場まで会いに来てくださった。
黄色い服とヒールが光る、久米真理さん。
昨秋から大きく取り組ませていただいている団地写真(UR都市機構)。その企画の一つ「DIY UR」を通して真理さんと出会うことになった。ご自身、築46年の古い賃貸住宅のおうちをまるごとDIYで(Do It Yourself=自分で!)改装されたという、まさかのド根性の持ち主。お会いしてその細い腕を見てびっくりしたのだった。そしてほんとにDIYってすごいと思った。
なぜなら我が社の3人、誰一人として釘一つまっすぐ打てないのだから!
よく白く改装した空間を見て、「この天井とか壁とか自分たちで改装されたんですか〜?」と聞かれたりするのだけれど、いやいやまさかまさか、「全部建築家さんと工務店さんにお願いしました!」とチーンとなりながらお答えしている次第。一見やれそうでやれない微妙な我ら。
真理さんも素敵に天井を見上げてくださって、大笑いしながらその話をまた繰り返していた。
そしてなんだか分からないけどお話しているうちに、なんか塗れる気がしてきたり、トントンカチカチと手を動かせる気がしてきたりと「やれる気がするパワー」を頂戴したのだった。
いい予感。この春、何かやれるかも。