白いカーテンレール

仕事場のベランダは花の季節が終わりを告げて、
日々みどりが濃くなっているよ。

さきほど、そんな風にラボマン・オグラユウジくんから便りが入った。
いつの間にか、もうすぐ梅雨の季節に入るのだね。

再び入院していた。
いまは自宅。今度こそ静かにしている。
危険信号はホンマもんだった。
インフルエンザ桿菌(ヒブ)による、肺炎・気管支炎・副鼻腔炎併発。
そして急性気管支喘息にまで発展。
38度の熱を発し続けていた入院直前、1歳10ケ月の息子も熱。
夫がせっせこがんばる。しかし。
「かぁか」と泣くため、夜中いっぱい驚愕の6時間抱っこ。
13kg抱っこしながらねじって咳。
再び肋骨ひび。メリって聞こえた。
辛過ぎて、記憶がない。
幸い息子はすぐに回復。
病院着いたわたしはゆでダコ状態。
頭から湯気出しながら、着の身着のまま救急病棟。
気づけば1週間。
白いカーテンレールばかり見ていた。

110429_103111.jpg

Archives by Month