ダボダボパンツ
やっぱりか。そうきたか。
息子の手足のブツブツは園で目下大フィーバー中の「手足口病」かと、思いきや、「ウィルス性中毒疹」という何ともおどろおどろしい名前のアレルギーの一種だった。風邪の菌が高熱とともにアレルギー反応を起こして肌に出る発疹。手足裏にはできにくく、乾いていて、左右対称性が特徴。他の子と何かが微妙に違う気がしていたら、その勘は当たっていた。3日間、3つの病院を渡り歩いて3つ目で出た結論。疲れたけれどすっきりした。何ともおどろおどろしいのだけれど、怖くない。大丈夫。今日も隙あらば踊っているのだから。
足元には、ダボダボパンツ。
「みしんの子」さんが郵便受けに入れておいてくれた、ダボダボパンツ。
うっすらと痒みを帯びているブツブツ脚を、ゆるやかに守ってくれている。
タイトなファッション、タイトな体、タイトな仕事、タイトなスケジュール。
タイトタイトな世の中に、ダボっと広がる風穴ふたつ。
■みしんの子(服と人。心地よいスタンス。6/5ダボダボパンツの記事も)