素朴な七色スペクトル

今ね、虹でてるよ。

みしんの子さんからのメールでベランダダッシュ。
夫に担がれた息子がグワングワンなりながら、3人で無事に鑑賞タイム。
身体じゅうに溜まっていたモワモワ熱がヒュっと出ていった瞬間だった。

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。

思い返せばこの2ケ月。
虹色の数きっちり分の女性たちが、わたしに会いにきてくれたんだった。
7つの光をちょっとずつもらっていたんだろうか。そんな気がしてきた。

「赤」ははじまり。仕事先のディレクターさんの奥さんだった。
涙をホロホロ流して、わたしの病気の辛さと痛みを感じてくれた。
「橙」はそう。画家の彼女。わたしを元気づけるために絵手紙はいつも橙。
満を持して今度は自ら小さな絵を持ってやってきてくれた。
「黄」はね。靴職人の彼女。ストイックな彼女もまた区切りの時期。
これから進めの青。その手にはすでに魔法の筋肉がついていた。
「緑」はこんにちは。OLさんの彼女。わたしのblogの大事な読者。
客観的な視点が新鮮だった。公園の緑の下でドーナツ食べたね。
「青」はいつもの。みしんの子さん。いつだって繋がってるんだ。
空みたいに。青い空を見ると安心する。休む力と進む力をくれたね。
「藍」はひろがる。世界ではじめての母友さん。いつだって笑顔。
いつだって飛んできて包み込んでくれる。食料と元気を持って。
「紫」のさいごは夢の中。世界ではじめてのもう1人の母友さん。
大阪から千葉そして東京に引っ越した。また会おうねと言ったんだ。

写真に写る素朴なその虹は、しばらくずっと、消えなかった。
来てくれてありがとう。ありがとう。

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