森の中のお誕生日会

6月中旬のこと。

手仕事をルルルと楽しむご近所のみんなの中に、急遽呼んでもらった合同誕生日
会。その時にみんなからもらった、ほかほかのプレゼント。前夜行くことが決まったというのに、こんなにもしてくれるなんて! 誕生日の朝、もういちど並べて写真を撮っていたら、子が起きてきては、寄ってきた。楽しくて嬉しくて、こんな会は初めてで、何度見てもほころんでしまう。

小さな木をちょちょちょと積み上げて「いえ」。
石と石、それに木を渡して「はし」。
これをくれたのは初めましてなのに10年前から知ってるようなneccoちゃんという可愛い二児の母。「これはね、どんぐりのお家なの。」と虹色にそめられた毛糸のネックレス、丁寧に編まれたかごバック、6歳のねえねちゃんが描いてくれた鳥の絵を添えて。(blog

キラキラ光る、ブルーのビーズの輪っか。これは昨年秋にカメラウーマンのため
のメイクレッスンをしてくれた、シャネルのあやちゃんから。はじめてのビーズに、ときめきを隠せない息子は、腕につけて光を見ていた。

こんな森の中の会のような雰囲気に誘い出してくれたのは、やっぱりみしんの子さん。「フリマで見つけた生地で作ったよ。」と現代とは思えない絵柄のランニングと、毛糸で編んださくらんぼ、似顔絵のお手紙を添えて。(blog

この染み染み感がたまらない。

着の身着のまま何も持っていけなかったわたしは、こんど、森の中の写真屋さんとなって、みんなの姿を一直線に残させてもらうお約束をしてきた。木も石も鳥もどんぐりもさくらんぼも糸も、虹も光も。白いスタジオにいっぱいイメージして。

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