丘から降りてきて

今日は雪の中、三重県名張市。
アーティストさんのアトリエ撮影へ。

少し慌ただしい毎日。
2月はにっしー、団地、住居とオフィスの空間撮影にくるりくるりと舞っており、3月は春に向けての新たなプロジェクトにぐるりぐるりとイメージを巡らせています。

写真は昨日の日曜日。
大阪の西のほうの八幡屋公園で夫と子と丘から降りてきたらバレーボールのチケットをもらった。
大阪中央体育館。
Vリーグの女子プレミアで、日立とJTの試合だった。
チケットと一緒にもらったJTの応援棒をたたきながら混じっておいた。

久しぶりのスポーツ観戦。
ここは昔家族でまさにバレーボールを見に来ていた場所なので懐かしい気持ちに。
あの頃はチケット取るのに並んだくらいだったな。
川合や真鍋、それから植田、大林や中田が現役選手だった頃。

懐かしいなぁ。

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走って走って

お星のあと。

広場に出て走って遊んだ。嬉しすぎて大笑いの息子。
かと思えば、競争だ!ってなると大人2人が本気で走って半泣き。
後から夫と息子が追ってきた。
そうなんだなぁ。すぐ本気出してしまうのはわたしと小倉優司くん。

でもそんな風にいろんな大人が周りにいるのがいいなぁと思う。
ありがたいなぁと思う。

年が明けて1ケ月と1週間。
毎日が写真のことでいっぱいの日々。
家のことも後回しになっては、京都から母が参上して助けてもらっている。
器用にできなくて、山あり谷ありだらけで落ち込むこともあるけれど。
そんな今を、がんばらせてもらおうと思う。

そして時々は振り向いて、一緒のペースでも走ってやれたらいいなぁ。

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お星をみに

3週間ほど前のこと。
4人でお星とオーロラを観にプラネタリウムへ。
年末の大掃除の時の約束ごとがひとつ叶った。

小倉優司くんを囲むように横一列に着席して、お星を観て1分。
頼むからイビキやめてねとお願いしていたのに。
夫の松川くんは夢の中。他3人は「きれいだねぇ。」と空の中。

科学館のお姉さんにお願いして上から記念写真。
ちょいブレだけどそれも良し。

時々こうして連れ出してもらおう。
時々こうしてみんなでお出かけできたらいいな。

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DIYのおうちから

今週は毎日『にっしー第3号』(大阪市西区)の取材に走っています。

そんな中の数時間、嬉しいお客様が仕事場まで会いに来てくださった。
黄色い服とヒールが光る、久米真理さん。

昨秋から大きく取り組ませていただいている団地写真(UR都市機構)。その企画の一つ「DIY UR」を通して真理さんと出会うことになった。ご自身、築46年の古い賃貸住宅のおうちをまるごとDIYで(Do It Yourself=自分で!)改装されたという、まさかのド根性の持ち主。お会いしてその細い腕を見てびっくりしたのだった。そしてほんとにDIYってすごいと思った。

なぜなら我が社の3人、誰一人として釘一つまっすぐ打てないのだから!

よく白く改装した空間を見て、「この天井とか壁とか自分たちで改装されたんですか〜?」と聞かれたりするのだけれど、いやいやまさかまさか、「全部建築家さんと工務店さんにお願いしました!」とチーンとなりながらお答えしている次第。一見やれそうでやれない微妙な我ら。

真理さんも素敵に天井を見上げてくださって、大笑いしながらその話をまた繰り返していた。

そしてなんだか分からないけどお話しているうちに、なんか塗れる気がしてきたり、トントンカチカチと手を動かせる気がしてきたりと「やれる気がするパワー」を頂戴したのだった。

いい予感。この春、何かやれるかも。

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WORK『にっしー 第2号』

大阪市西区発行のあたらしい情報誌『にっしー第2号』のお仕事をさせて頂きました。

特集は「ものづくり王国、西区。」

そうなのです。ものづくりの中でもわたしも以前から”なんでこの地域はネジとかボルトとか工具とか、そういう金属工場が多いんだろう”と思っていたのです。それが見事に取材された面白いスタートダッシュに始まり、活版印刷、木工、神棚、自家焙煎珈琲、陶芸、雑貨デザイン、そしてリノベーション。前号からの連載のオーガニック、子育て支援サークル情報、子育てイベントに、防災・津波対策情報、と濃密濃厚で渋々のラインナップでぎっちぎちの贅沢な1冊となりました。

その中からわたしは「リノベーション」「活版印刷」「陶器」「雑貨デザイン」「昆布」、そして今回も「表紙」を担当させて頂きました。

“西区のものづくり”のひとつとして、わたしが以前から深く関わり続けている「リノベーション」を取り上げられたことがまた何とも嬉しいのとナイスなのとで、テンションがダダ上がりになりました。そしてそのパイオニア的存在である京町堀の「アートアンドクラフト」さんをはじめ、西本町の「とのま一級建築士事務所」さん、そして阿波座のクリエイターズビル「ACDC」さんの写真を担当させて頂けたことがとても光栄で嬉しい出来事でした。

表紙の活版印刷工房「江戸堀印刷所」さんを撮影させて頂けたのも小躍りしてしまうくらい幸せでした。日没後6時の風景。この風景はわたしがいつもここを通りかかる時に見かける風景そのものなのです。この距離感も、笑顔も、空間のたたずまいも。

2014年1月14日発行。
現在、西区役所や西区民センター、大阪市立中央図書館や今号の掲載店、西区内地下鉄各駅、西区内郵便局などで無料配布中。
mogu cameraにもたくさん置いています。ぜひ一冊お手元に。

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WORK『にっしー 第1号』

大阪市西区のあたらしい情報誌『にっしー』のお仕事をさせて頂きました。

キャッチコピーは「もっと知りたい、わたしの地元・西区」。
コンペの段階から写真で関わらせていただき、このお仕事が決まったときからいまもドキドキワクワクが続いています。まさにわたしの第二の地元となっている「西区」。取材に行くたびに発見があるのです。

第1号の特集は公園。
西区の代表格公園の靭公園を筆頭に、新阿波座公園(表紙)などの数々のホットな公園を友人たちの協力も得ながらたくさん撮影させて頂きました。特に新鮮だったのは木津川沿いの公園取材。遊覧船「お舟かもめ」さんに乗船して、川の上からの撮影となりました。移動がお舟というのは初めてでした。

編集はこの事業のために選ばれた9名のスタッフで、そのすべてをまとめるのが編集集団140B。
一つ一つの情報を自らの足で取材され続けています。ほんとにドロドロになるくらい入り込んで。
デザインは雑誌『ミーツ・リージョナル』のデザイナー・ツムラグラフィークさん。
発行部数なんと6万4千部(ちなみに大阪市西区の人口は約8万5千人)。
2013年11月12日、大阪市西区より発刊されました。

新聞の折り込み、西区の各施設、保育園や子育て支援センターなどにて「無料」配布中です。

第2号は早速2014年1月14日(火)発行。
特集は「ものづくり王国・西区」です。

今日も早速、第3号の取材に行っていました。
またまた”ああ西区っていいなぁ”と思えるひとときでした。
ぜひ読んでみてください。超濃厚な内容です。

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